零れ落ちる言葉と遊ぶ

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2013.01.22 Tuesday

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2011.10.05 Wednesday

かっちょんぼいーん

ふとした拍子に口から出る、
子供の頃、明らかに仲間内だけで流行ったであろう言葉。


そんな言葉が、どうしようもなく愛しく感じる。
そして後を追ってくるのは、笑いと気恥ずかしさ。


救いなのは、誰もいない時に限ってと言う事。
あくまで独り言だと言う事。


一人で笑ってりゃ世話ないけど、
脳裏には、あの頃の仲間の笑い顔が浮かぶ。


みんながいれば、何でも出来る気がしていた。
何にでもなれる気がしていた。


少し大人になると、常識に捉われ始めるから、
あの頃の気持ちは、何処かに行ってしまう。


でも、無くなった訳じゃない事を、
この頃気付いた。


心の中にしまってあっただけだった。


最近思う。
これが、本当に大人になるって事なのかもしれない。


自分に気づく事。
本当の自分。


心の声を聞いてやる事。


世界の広さを知って、
自分の小ささを知って、
でも、自分の貴重さを知る。


理解じゃない。
ただ、思う。


子供の頃と同じ、
ただ、そう感じただけ。


それでも、
そう感じられたってこの感覚、
取り戻せた事に意味がある。


ワクワクする。


何にでもなれる。
最高にかっちょんぼいーんな人間にだって。



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